ベトナムの電車に乗るのは予約が必要!? 乗り方や運賃についても紹介 | ベトナム生活情報コミュニティサイトPOSTE(ポステ)
2018年06月09日

ベトナムの電車に乗るのは予約が必要!? 乗り方や運賃についても紹介

ベトナムで電車を利用する際はどのようにすればいいのでしょうか? ベトナムの鉄道は長距離路線がメインのため、ベトナムの景色を楽しみながら長時間の旅をするのにはピッタリです。今回はベトナムの鉄道事情から列車の乗り方まで詳しく紹介します。

 


 

 

ベトナムの電車を日本人が使うのは不便?

 

ベトナムではバイクやタクシーでの移動が一般的のため、電車の存在を知らない人も中にはいるかもしれませんが、ベトナムにも電車はあります。ベトナムの列車は時速70㎞程度で走ります。これは、車やバスの速度とあまり変わりません。そのため、旅行の時間が限られている人や観光地での時間を楽しみたい人にとって、電車での移動は少し不便といえるかもしれません。

 

 

 

ベトナムの鉄道路線

 

ベトナムの鉄道路線はハノイとホーチミンを結ぶ南北線とハノイから伸びる5本の地方路線がありベトナムと中国を結ぶ路線もあります。

 

 

 

南北線(ベトナム統一鉄道)

南北線はハノイのハノイ駅~ホーチミンのサイゴン(Saigon)駅を結ぶベトナム鉄道の主要路線です。全長は1726㎞でハノイからホーチミンまで33時間かかります。途中停車駅がたくさんあり、フエ(Hue)やダナン、ニャチャン(Nha Trang)といった観光都市にも停車するので旅行者が多く利用する人気路線です。

特にホーチミンのサイゴン駅(Saigon)から中部のビーチリゾートのニャチャン駅(Nha Trang)までを結ぶ路線を走るSNT1号とSNT2号は5つ星の寝台列車として人気が高いです。

 

地方路線

ハノイを中心に周辺地方へ5本の路線が伸びています。ハイフォン(Hai Phong)線、ラオカイ(Lao Cai)線、ドンダン(Dong Dang)線、クワンチュウ(Quan Trieu)線、ハロン(Ha Long)線です。

5つの路線の内、ドンダン(Dong Dang)線とラオカイ(Lao Cai)線はベトナムと中国をつないでいます。また、中国へ入国することも可能です。

 

 

 

南北線にある駅

 

南北線にある駅の中でも利用者が多い駅を紹介します。

 

サイゴンSaigon

Saigon駅はホーチミン市3区に位置する最も利用者の多い駅です。

 

 

ニャチャン(Nha Trang)

ベトナム最大級のビーチリゾートニャチャン(Nha Trang)の駅です。

 

 

ダナン( Da Nang)

きれいなビーチや美味しい料理があり観光スポットとして有名なダナンにある駅です。

 

 

フエ(Hue)

西洋風の建築物や世界遺産があり観光地として有名なフエ(Hue)にある駅です。

 

 

ハノイ駅

ベトナムの首都ハノイにある駅。ハノイ駅からは南北線だけでなく、様々な地方へ路線が引かれています。

 

 

 

地方路線にある駅

 

地方路線の中でも有名な駅を紹介します。

 

ハロン(Ha Long)

世界遺産として有名なハロン湾の近くにあるハロン駅(Ha Long)です。

 


 

ドンダン(Dong Dang)

ベトナムと中国の国境にある駅。ここから中国へ入国できます。

 

 

ラオカイ(Lao Cai)駅

ベトナムと中国の国境にある駅。中国の昆河線と接続しており、中国へ入国することができます。

 

 

 

鉄道の利用方法

 

ベトナムで鉄道に乗る際にはどのように利用すればいいのでしょうか? ここでは乗車券の買い方や列車の乗り降りの方法などを説明します。

 

 

 

乗車券の購入

乗車券を購入する方法は、「駅の窓口」「旅行代理店」「オンライン予約」の3つがあります。


・駅の窓口で購入する場合

まずはじめに、駅の窓口にある整理券発行機で整理券を発行しましょう。そして、番号が呼ばれたら窓口へ行き、「行き先」「乗車人数」「乗車日」「座席の種類」を伝えて料金を支払います。ベトナム語が話せない方は、あらかじめ必要事項をベトナム語でメモしておくことをおすすめします。

・旅行代理店の場合

現地の旅行代理店で購入代行をしてもらう方法です。旅行代理店ではツアーなども取り扱っています。最近では乗車券の購入に本人確認が必要な場合があります。あらかじめ、念頭に置いておきましょう。

・オンライン予約の場合

Duong Sat Vietnam」というオンラインサイトでも購入することができますが、ページは全てベトナム語表記です。オンラインページで座席を選択してから5分以内に決済ページまでいかないと自動的にキャンセルになってしまいます。あらかじめ電車の時間や予約する座席の種類などを決めておくようにしましょう。

 

運賃

列車の運賃は目的地や座席の種類だけでなく、エアコンの有無、寝台列車の高さ、列車自体の速度によって異なります。また、座席の種類は「ソフトベッド」「ハードベッド」「ソフトシート」「ハードシート」「補助席」の5つから選ぶことができます。時期によっても多少の変動はありますが、最も移動距離の長いハノイ〜ホーチミン間の移動場合、最安値はハードシートの73万4000ドン(約3670円)です。また、最高値は4人コンパートメント下段の179万2000ドン(約8960円)です。

  • ソフトベッド

2段ベットのコンパートメントでそれぞれのベットにマットレスが敷いてあります。上段の方がベットが狭く料金が安いです。この座席が5種類の座席の中で最も料金が高いです。グループで貸切にすることができるので、家族や友人同士で利用する際におすすめです。

  • ハードベッド

3段ベッドのコンパートメントでベッドには座布団が敷いてあります。下段のベッドが一番広く料金が高いです。上段にいくほど狭く料金が安くなります。上段と中段は屋根が狭く体を起こすことができないほどの狭さです。

  • ソフトシート

個別のリクライニングシート付きの座席です。日中の移動には最もおすすめの座席です。

  • ハードシート

ハードシートは木製の椅子でリクライニングがありません。ソフトシートと異なり、座席の間に仕切りがないのでソフトシートよりも広めに使うことができます。ベトナム人が最も利用する座席です。

  • 補助席

プラスチック椅子の座席です。値段は最も安いですが、利用する人はほとんどいません。
 

 

列車の乗り降りの方法

乗車券を購入したら改札で駅員にチケットを見せ、ホームに入ります。15分~20分前には改札を通るようにしましょう。列車が到着したら乗り込みます。ベトナムの列車は車両、コンパートメント、座席がすべて指定されているので乗車券をよく確認して指定の座席に行きましょう。

 

目的地の駅に近づくとアナウンスが流れます。乗務員が到着前に起こしてくれることもありますが、乗り過ごさないように事前にアラームセットしておくといいでしょう。乗車券にも出発時間と到着時間が記載されているのであらかじめ到着時間を確認しておくようにしましょう。


 

鉄道利用の際に気を付けたいこと&知っておきたいこと

 

ベトナムの電車を利用する際は、気を付けておきたいこと、知っておきたいことがいくつかあります。事前に知っておくことで安心して快適な電車の旅を楽しみましょう。

 

車内窃盗被害に注意

列車内では常に貴重品を持ち歩くようにしましょう。特に寝台車では、ベッドに荷物を置いたままトイレに行ったり、煙草を吸いに行ったりしている間に荷物を盗まれる可能性があります。荷物の管理には注意が必要です。

 

乗車券詐欺に注意

ベトナムでは、駅員のふりをして乗車券を確認すると見せかけて、安い座席の乗車券をすり替えるといった詐欺の被害が多発しています。詐欺師は駅員と同じ服装をしているときもあるので注意が必要です。駅員に乗車券を確認されるのは列車に乗る際と座席に着いた後に巡回にくる際の2回のみです。それ以外の際は詐欺である可能性が高いので乗車券を見せるように求められても断るようにしましょう。

 

時刻表の見方

時刻表は縦軸に目的地、横軸に便名が表記されています。時刻表はベトナム語で表記されているので目的地のベトナム語表記をあらかじめ確認しておくと安心です。注意が必要なのが電車の便名です。列車の便によって所要時間が異なります。見方としては数字が奇数の場合はハノイからホーチミンへ行く列車です。数字が偶数の場合はホーチミンからハノイへ行く列車です。番号が若いほど所要時間が短くなります。乗車券を購入する際に時刻表を確認し、どの列車に乗ればどのくらいの所要時間で到着するのか確認しておきましょう。


 

まとめ

 

 

 

ベトナムで電車を利用する際は日本の電車と異なった点がいくつかあります。利用する前に事前に知っておくと戸惑うことなく移動を楽しむことができます。ベトナムでの長距離移動は飛行機を使用すると短時間で移動することができますが、電車に揺られながらのんびりと旅行をしてみてはいかがでしょうか?

 

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