ダナン国際空港、新ターミナル建設へ

2019年06月06日(木)00時00分 公開
ダナン国際空港、新ターミナル建設へ

ベトナム中部ダナン当局はダナン国際空港に総工費9兆ドン(約423億円)をかけて第3ターミナルを建設し、2030年までに旅客数2800万人と貨物20万トンの取扱能力を保有する目標を発表した。

 

 

 

ベトナム空港社(ACV)の、Le Xuan Tung氏はベトナムニュースに対して、新ターミナルは年間1800万人の旅客と10万トンの貨物を扱うことができると話した。

 

 

 

第1、第2ターミナルに並ぶ第3ターミナルは、ベトナムで3番目に大きなダナン国際空港に建設されることで近い将来の混雑を緩和し、フエーダナンークアンナム省とクアンガイにおける貿易、投資、観光の活性化に繋がることが期待される。

 

 

Tung氏は、ベトナム空港社は運輸省、財務省、および関連機関に対して、今回の最終手続きをするよう求めている。

 

 

 

Tung氏は、ダナン国際空港は中部や中部高地地域における貿易、投資、観光の発展に重要な場所となることを伝えた。

 

 

 

また、同氏は「ダナン国際空港は23都市に国際線を就航させており、年間30%の成長を遂げている。 また、近年、VietJet AirやJetstar Pacific、Bamboo Airwaysなどの航空会社や市内の観光地の発展で、多くの投資をが集まっている」と話した。

 

 

Tung副総裁は「運輸省に新ターミナルの建設のために緻密な計画を承認することを依頼した。」と続けた。

 

 

ダナン市は2018年に開催されたアジア太平洋経済協力会議(APEC)に合わせて第2ターミナルを開業させた。第2ターミナルは2020年までに年間1300万人の取り扱い可能能力を持つ計画だったが、2018年の旅客数はすでに1330万人になり、取扱可能人数をすでに超えているという。

 

 

ダナン空港当局とチェンマイ国際空港は、クアンビン省のソンドゥーン洞窟、フォンニャケバン国立公園などのユネスコ認定の世界遺産のあるベトナム中部ダナンとチェンマイを結ぶ直行便の開設を推進している。

 

 

ダナン国際空港は現在、ハノイ・ノイバイ国際空港とホーチミン・タンソンニャットに次いで、ベトナムで3番目に大きな空港だ。 また、ダナンはタイやミャンマー、ラオスとベトナムを結ぶ東西経済回廊の要塞だ。

 

 

出典:SAIGON

 

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