戦争の記憶を忘れてはいけない 不発弾で傷つく人後を絶えず・・

2016年10月26日(水)00時00分 公開
戦争の記憶を忘れてはいけない 不発弾で傷つく人後を絶えず・・

 
敷地面積52000㎡を有するベトナム爆弾専門取り扱いセンター(VNMAC)が、Thach Hoa村(ハノイ:Thach That区)に開設された。

展覧会場では、処理された不発弾が展示されている。ベトナム戦争で使用されたアメリカの爆弾は1535万トン、そのうち処理されない爆弾は80万トンに上る。終戦後40年を迎えるが、不発弾の爆発によってこれまで50000人が死亡し、60000人が怪我を被ってきた。

重さは6トン、全長3m、爆発量は4トンに上る爆弾。この手の爆弾で一番大きなものは、2004年にGia Lai省に見つけられ、専門家らによって一か月がかりで処理された。

BLU-66という爆弾はよく「みかん爆弾」と言われている。手に取りやすいため、興味を示して手に取った子供たちが、この爆弾の犠牲になってしまった。

通称「パイン爆弾」と呼ばれているBLU-3/B。

「グアバ爆弾」BLU-26/Bは半径10m以内に対して攻撃を加えることができる。

652A という地雷は緑色をしており、草木の茂みに隠されていたので森に逃れてきたベトナム兵が地雷の犠牲になることも。

M107というロケット弾。「戦場王」と恐れられていた。

橋やダムをも破壊する威力を持つ爆弾も使用された。

M118爆弾。地面に伏せている人々や地下壕に潜っている人々に対し攻撃するための爆弾。

国防省長Ngo Xuan Lich大将は展覧会場を巡り、「不発弾の処理計画を立ていた。不発弾に関連する事故が起こらないよう、国内外と協力して推し進めていきたい。」と語った。

Source: Vnexpress.vn

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