大気汚染、ベトナムの経済成長に影響か

2017年06月15日(木)00時00分 公開
大気汚染、ベトナムの経済成長に影響か

ベトナムの非営利団体GreenIDの創設者であるKhanh氏は、ハノイのような都市の人々は定期的にマスクを着用していると指摘した。

今年1月にイエール大学で行われた調査では、ベトナムは最もひどい10カ国のひとつであり、深刻な大気汚染と水質汚染に悩まされているという結果となった。

また、1月に発表されたハーバード大学主導の研究調査でも、カンボジア、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、韓国、台湾、タイ、ベトナムの11カ国における石炭火力発電所による健康への影響を分析したという。

インドネシアは2030年までに石炭関連の大気汚染による死亡者が年間24,400人超になると予測されている。ベトナムは年間19,220人以上の死亡者が出る可能性がある。

ハノイとホーチミン市では、バイク禁止をめぐる議論が激しくなっている。最も簡単で実用的な解決策は、政府が高額な国家ガス税を課すことである。

より多くの住民が汚染により国の成長と人々に大きな影響を与えていることを認識するにつれ、状況は変わり始める。ベトナムは他国の先導に続き、経済的に成長する持続可能な方法を見つけなければならない。

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