ダナン、シリコンバレーをモデルとしたITパークオープン

2019年04月02日(火)00時00分 公開
ダナン、シリコンバレーをモデルとしたITパークオープン

<ベトナム中部のダナンITパークの入り口(VnExpress/Ngoc Truongより)>


3月29日、ダナン市はアメリカのシリコンバレーをモデルとしたITパークをオープンさせた。

 

ダナンITパーク(DITP)はHoa Vang区Hoa Lienコミューンに340ヘクタールを誇る。ITパーク建設プロジェクトの投資額は合計で2兆7400億ドン(約137億円)と推定されている。ITパークの130ヘクタールにあたる第1フェーズでは投資額が1兆ドン(約50億円)にのぼった。

 


プロジェクトの投資会社であるDa Nang IT Park Development JSCによると、ITパークはアジアで最も発展したITコミュニティの一つになり、外国人投資家を惹きつけることが期待されているという。


現在、ITパークではオフィスビル、グリーンスペース、道路、自然の風景、屋外活動の場所など基本的なインフラが整備されているという。

 

ダナンITパークは年間15億ドル(約1650億円)の収入を目標にしている。また、2万5000人以上の雇用創出が期待されているという。

 


IBM、Cisco、Intel、KDDI、三井など大手IT企業や日本やアメリカ、シンガポールのIT企業がダナンITパークへの進出に興味を示しているという。


ダナンはベトナム中部の都市で、ハノイ、ホーチミンにつづくベトナム第3の都市とされている。2018年、ダナンでは135件の外国直接投資プロジェクトが承認され、2億8600万ドル(約315億円)売り上げたという。

 

出典:VnExpress

 

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