三菱グループ、ホーチミン市の廃棄物処理事業に投資か
2018年11月09日(金)00時00分 公開
ホーチミン市人民委員会のLe Thanh Liem副委員長は、三菱グループとの会議の中で、ホーチミン市は毎日平均9トンもの廃棄物を処理していると明らかにした。
1日に処理される廃棄物の75%は埋立処分され、残りの25%は堆肥として再利用されるか焼却処理されるという。そのため、ホーチミンは日々、環境汚染という問題に直面している。毎日9トンの廃棄物が処理されているため、廃棄物処理する際に電力を生み出すことが必要であるという。
三菱グループの河相健氏は、三菱グループはベトナムへの投資を拡大する戦略を推し進めており、ホーチミン市人民委員会委員長との会談を通して、空港のインフラ、工業団地のインフラ、都市部のインフラという3つの課題の解決にホーチミン市と協働で取り組んでいきたいと述べた。
また、同氏によると、三菱グループはシンガポール、中国、韓国、日本で314機の廃棄物処理施設を稼働させているため、行政と民間が協力して公共サービスを効率的に運営するPPP方式に沿って、ホーチミン市の廃棄物処理施設にも投資することができるという。さらに、ホーチミン市が行う廃棄物の収集や再利用、そして望んでいた電力への変換も支援する予定だ。
Le Thanh Lien副委員長は、三菱グループの廃棄物処理モデルはホーチミン市が投資を求めていた廃棄物処理事業に最適であると主張し、同市はPPP方式に従い、資源・環境省に対して三菱グループの専門家らと協働して廃棄物処理事業への投資計画を進めるよう要請した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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